可愛いあの子。
こんにちは、賃貸事業部の中村です。
本日は可愛いあの子のお話です。

先週の後半、長崎の実家に帰省してきました。
新型コロナも一応落ち着いている事だし、母のワクチンが効いているうちに、実家ボランティア(またの名を「親孝行」)しておこうというわけです。

浴室乾燥機のフィルター清掃やあらゆる場所の電池の入替えなどなど、細々した自宅メンテナンスもありましたが、最大のミッションがこれ。

母のふるさと天草でお墓参りする事

でした。
 
 
 
↑この地図の赤マルから青マルへの移動です。

天草へは隣町の口之津町から鬼池港へ向かうフェリー(地図上の点線がその航路です)が出ていて、ワリと気軽に出かけられます。
30分の短い船旅の間に、運が良ければジャンプを繰り返すイルカの群れを見る事も出来るのです。そんなのどかな時間を思い描いていた僕ですが、ものの見事に打ち砕かれました。

強風波浪注意報が発令されていた海上は大荒れで、フェリーはぐらんぐらん揺れていました。
それでも定刻通り11:00には鬼池港に着き、さらに30分ほど車を走らせれば、母の実家の菩提寺がある天草郡苓北町富岡に到着です。
お墓の掃除を済ませると、返す刀で鬼池港へ急ぎます。フェリーが欠航する前に、実家に戻っておきたかったのです。

ですが、鬼池港で我々を待っていたのは非情な事実でした。


12:30以降の全便欠航


すぐさまスマートフォンで熊本−島原航路も調べましたが、やっぱり全滅。
陸路で帰宅するほかなさそうです。
 
 
有名な「天草五橋」を渡って九州本土に上陸→九州縦貫自動車道の松橋インターチェンジから高速にのって→鳥栖ジャンクションから長崎自動車道に入り→諫早インターチェンジで降りて国道をひた走って実家へ到達、という食事休憩なども含めて8時間のロングドライブとなりました。
 
ルートを示しておきましょう。
↗このルート図を作って改めて思いましたけど、ほとんど罰ゲームのような遠回りですね。
 
母と二人きりでのロングドライブは初めての経験でした。
それは母の方も同じこと。運転経験のない彼女には見るものすべてが新鮮だったようで、いくつもの珍質問が飛んできました。
 
Q.「今、前ん車のうしろのランプの光ったばい。あれは何ね?(前を行く車の後ろのランプが光ったけどあれは何?)」

A.「母さん、あれはブレーキランプだよ。ブレーキを踏むと点くのだよ」
 
Q.「80,83,88・・・そこに出とる数字は何ね?(そこに表示されている数字は何?)」

A.「これはスピードメーターと言ってね…(以下略)」
 
などなど。
中でも可愛らしかったのは、 
 
Q.「こん右んほうば行きよる車は、こん先で右に曲がらすと?(右の車線を走っている車はこの先で、右折するの?)」
  
という質問です(高速道路走行中です)。

A.「追い越し車線だよ、母さん。。。」
 
好奇心の赴くままに矢継ぎ早に質問していた母がしばらくしゃべっていないなあ、と思ったらおもむろに口を開いて
 
「対向車の数ば数えよった。ようけ走りよらすねえ(対向車の数を数えてたの。たくさん走ってるんだねえ、車が)」
 
そういうリアクションがいちいち可愛らしくて、そこそこ楽しいドライブではありました。
 
ただねえ。
 
もう一度やりたいかと言われたら、もう二度とゴメンですねえ。
 
今一番嫌いな言葉ですか?
 
「欠航」
 
に決まっています。 


行ってきました。 一寸先は、前っ!! 2021年12月24日
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