日頃、大変お世話になっておられる方が、久しぶりに当社へご来店されました。 現在は、宮崎県宮崎市在中で約1年に1度、こちらに居るご友人と会う予定の前に お時間を作って頂き、ご来店頂いた時にお話しする程となってしまいました。 以前は大手自動車関連企業のエンジニアとして働いておりましたが、 退職後、学生時代からの趣味である音楽を中心とした日々を過されています。 チェロに至っては当時から続け、今では演奏者として活躍しております。 さらに追求心から、今では自らの手で『チェンバロ』を作っているというのですから、 音楽好きの度合いには驚きです。 力作の中には、ドイツ語表記の文献や資料を約しながら、約100点ものパーツを一つ一つ重ね、 日にしておよそ3年を費やしたモノもあるとの事です。 http://himuka50plus.a-wave.net/index.php? option=com_content&task=view&id=11&Itemid=7 『チェンバロ』 恥ずかしながら、自分には初めて耳にした楽器の名前でした。 『高井さん、簡単には、ピアノの先祖みないたもんですよ』と説明を頂き、実際の写真を 何枚も見せて頂きました。 調べてみると、歴史は古く西ヨーロッパ圏において中世末期には開発されていたと 考えられているとの事です。 音色は、様式(フレンチ、イタリアン、フレミッシュなど)によって特色が有り、 その楽器の使い方(レジスターの組み合わせなど)によって曲の音色に 演奏家の個性を出すことが出来ます。 実際に聞いた方は、透き通った音色を奏でる鍵盤楽器に落ち着きを感じることでしょう。 インターネット時代で詳しい詳細や動画などで音色を聞くとが出来ますが、 実際に自らの耳でその音色を体験して頂ければと思います。 不動産業を通じて人とのふれあいがあり、 今回のようなお話が聞けたことは自分にとって本当に良い経験でした。 先の人生、自分自身に新たな事として知り得たことが、更に繋がりを広げていければと 思います。 加えて、自分達が勤めている業種の奥深さも痛感しました。