こんにちは。中村です。前回の続きを書くんやに。
さて、午前4時半に起床し、始発電車で千葉を経って、葬儀会場にたどり着いたのが9:30。そこから告別式→火葬→骨上げと、ここまでは僕の地元と同じでした。
驚いたことに当地では、そこから墓地へ移動して納骨し、その日のうちに初七日法要まで済ませてしまうのです。 今まで何度か葬儀に参加して来ましたが、これは初めてのケースでした。
「ウチに泊まって」
という妹の誘いを丁重に断って、津駅前のビジネスホテルにチェックイン。クタクタに疲れていましたが、忌みごとの後は、やはり精進落としをしなければなりません。こんなことでもない限り訪れることのないであろう、津の夜に繰り出しました。
駅近くの立ち呑み屋「のんきや」で2杯。 串カツとおでんが中心のお店でした。となりで呑んでいた初老男性二人組が「芋焼酎をコーラで割ると旨いんだよ」と言い張っているのを聞いて苦笑い。試してみたかったんですけどね。やめておきました。
旧伊勢街道沿いで見つけた雰囲気のあるお店「呑ちゃん」で二杯。焼きとり屋だとばっかり思っていたら「とり焼き屋」つまり鶏肉専門の焼肉店でした。写真はありませんが、「吟香露」という名の米粕焼酎を初めて飲みました。日本酒の吟醸香がする不思議なお酒でした。
〆は「夜鳴きそば(ラーメン)」。ホテルが無料でサービスしてくれました。あっさりして、なかなかのもの。
そんなわけで、この日はお米をほとんど食べられませんでしたので、お米に飢えていた翌朝の食事は、ホテルでバイキング。
伊勢名物だという、うなまぶしご飯と秋刀魚の丸干しを中心に。特別美味しいわけでもないんですが、バイキングだとどうしてああも際限なくお腹に収まっていくんでしょうね?うなまぶし→白飯→うなまぶし(出汁茶漬け)と計三杯も食べてしまいました。
この旅ラストのお食事は、名古屋駅の新幹線ホームで食べた「かき揚げきしめん」。駅の立ち食いうどんって、なんでこんなに美味しいんでしょうね。
そんなわけで、お葬式に行く為と言いながら、旅行として楽しんでしまいました。急遽連休を頂いたのが申し訳ないくらいに。
津、地味ですけど、なかなか良い街でしたね。他にも入ってみたいお店はたくさんありました。機会があればまたチャレンジしてみたいと思います。