こんにちは。賃貸事業部中村です。 本日はおススメのドラマ作品を。
定期的に韓流ドラマを観たがる習性がどうやら僕にはありまして、 最近またそのターンに入った模様です。
家人がハマっていた 「暴君のシェフ」も、なんだか懐かしい「ミスター味っ子」のテイストがあって楽しいのですが、僕のイチオシはなんと言ってもコレ。サムネイルに心を射抜かれてしまったこの作品です。
70歳の定年を迎え、長年勤めあげた郵便局員の職を辞したシム・ドクチュルは、大切な親友を亡くしたことをきっかけに、自分のこれからの人生を真剣に考え始める。
何かやり残したことはないか。 自分がやりたかった事って一体なんだろう?
あるバレエスタジオの前を通りかかった時、無心で踊る若きバレエダンサー・チェロクの姿に心奪われたドクチュルは思い出してしまう。
幼いころ、バレエダンサーに強く憧れていたことを。
70歳にしてバレエスタジオの門をたたいたドクチュル。 果たして彼はバレエダンサーとして舞台に立つことが出来るのか?
というお話です。
つま先立ちがなかなかできず、鏡もろとも転んでしまうドクチュル。 公園の遊具でひとり筋トレをするドクチュル。 レッスンから帰った夜、奥さんの目を盗んでレオタードを洗うドクチュル。
その姿はどう見ても滑稽で、でも本人はいたって真剣。 微笑ましくて可愛くて、ついつい笑ってしまうのですが、50代も半ばに差し掛かった今、
「ああ、これは数年後の僕だ」
と共感する自分も確実に居るのです。
周囲にどんなに反対されても、そんなことはちっとも怖くない、とドクチュルは言います。
「本当に怖いのは、やりたくても出来ない状況や、やりたいことを思い出せなくなることだ」
人生は一度きり。
当たり前なのについつい忘れているこのことを、突きつけてくれる作品です。
Netflixオリジナルなので、他の媒体で見ることが出来ないのが残念ですが、 観れる方は是非、観てみて下さい。
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